焼きとりのまち・久留米の名物「ダルム」によく合うクラフトビールが誕生!
記事 INDEX
- コロナ禍に負けず新商品でPR
- その名も「ダルムピルスナー」
- 焼きとり文化を動画でも発信
「焼きとり」のまち・福岡県久留米市の人気メニュー・ダルム(豚の腸)に合うクラフトビールが完成しました。爽やかな飲み口で、酸味の残る後味が特長です。市内外の焼きとり店24店で3月18日から提供が始まり、関係者は「久留米の文化である焼きとりを市内外にPRするきっかけにしたい」と意気込んでいます。
コロナ禍に負けず新商品でPR
焼きとりは、鶏肉のほか、豚や牛、野菜などを串で焼くメニューの豊富さが魅力の一つ。中でも、ドイツ語に由来するダルムは、外はかりかり、中はジューシーな食感が人気です。
新型コロナウイルスの影響で、各店自慢の味が堪能できる恒例イベント「久留米焼きとり日本一フェスタ」が2年連続で中止となりました。そこで、久留米市などの焼きとり店や市民有志らでつくる久留米焼きとり文化振興会の会員らで話し合い、今年1月、コロナ禍でも焼きとりをPRできるクラフトビール開発を思い立ったそうです。
その名も「ダルムピルスナー」
商品名は「ダルムピルスナー」(330ミリ・リットル)で、製造は八女市の醸造所「八女ブルワリー」が担当しました。原料となるホップは、苦みが少ないものを厳選し、低温で発酵させるなどしたといいます。振興会に加盟する24店舗で提供されているほか、地場産くるめの各店舗で1本572円(税込み)で販売しています。
「ダルムの濃厚な味との相性がいい」と振興会の永松雄一郎会長。「あくまでも主役は焼きとり。クラフトビールと一緒に、焼きたての味を楽しんでほしい」と話しています。
問い合わせは、ダルムピルスナー事務局(0942-27-5616)へ。
焼きとり文化を動画でも発信
久留米焼きとり文化振興会は、焼きとりの特徴や魅力をイラストなどで紹介する動画を「ユーチューブ」などで公開しています。
動画のタイトルは「すごい! 久留米焼きとり」で、計7本(1本40秒前後)を作成。焼きとりのメニューの豊富さや久留米焼きとり日本一フェスタのほか、ダルムなどのユニークなメニューを紹介する動画も視聴できます。