広がる交流! 大木町の地域食堂「いただきます」が1周年

 福岡県大木町の社会福祉協議会と地域住民の企画から始まった同町の地域食堂「いただきます」が9月7日、1周年を迎えた。地元の食材を使った料理が好評で約110人が訪れた。

 栄養士や調理師ら6人で構成する「大木町わくわく応援隊 キラリ☆」(北島理香代表)がボランティアで毎月開催。企業や農家らが寄付した地元の野菜や果物などの食材も使い、大人500円、高校生300円、小中学生は200円、未就学児は無料で提供している。


多くの人が訪れた地域食堂「いただきます」


 この日の主なメニューは夏野菜カレーと豆サラダで、中央のテーブルには食べ放題のエノキそうめんやマーボーナス、切り干し大根などの多くのお番菜が並んだ。


 北島代表は「地元の野菜や町の特別栽培米『環のめぐみ』といった安心安全な食材で地産地消にこだわっている。今後も皆さん気軽に来てほしい」と話していた。

 同町の主婦(66)は「ご近所で一人暮らしの高齢者と一緒に来た。おいしく旬の地元食材が食べられ、様々な世代間交流も生まれてすばらしい」と喜んでいた。


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