飯塚市に鉄骨製造の新工場 2028年稼働へ市と立地協定 

 鉄骨製造を手がける山口重工業(東京)が福岡県飯塚市鯰田に新工場を建設することになり、10月14日に同市と企業立地協定を結んだ。


協定書を交わした山口社長(右)と武井市長

事業拡大で添田町から移転

 同社は川崎町で創業し、昨年、本社を東京に移転。事業拡大に伴い、添田町の福岡工場の飯塚市への移転を決めた。予定地は市有地と民有地を合わせた約3万平方メートルで、投資予定額は約20億円。2026年9月に造成工事に着手し、28年1月の稼働を目指す。3年で20人の新規雇用を予定する。

 同日、市役所で開かれた締結式では、武井政一市長と同社の山口豊和社長が協定書を交わした。山口社長は「九州全域、さらに中四国に製品を供給するうえで理想的な立地。若い人材を積極的に採用し、育成したい」と述べた。


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