【佐賀】唐津と新日本プロレスの観光PR事業が3年目に!
佐賀県唐津市が新日本プロレスリング(東京)とタッグを組んで観光PRに取り組む事業が3年目に入り、2024年度の主な取り組みを発表する記者会見が4月7日、市内で行われた。会見は全国から新日プロファン約70人を参加させて楽しませるイベントに仕立てられるなど、自治体の取り組みとしては異色な演出を続けている。
「強力タッグでばく進」
コラボ事業は2022年度に開始。制作した市のミュージックビデオ(MV)「佐賀県唐津市のこと、もっと知って下さい。」が優れた国内外の観光映像・動画作品を表彰する「第6回日本国際観光映像祭」の日本部門シティプロモーションの部で、優秀賞に輝くなどの成果が出た。会見でこの2年間を振り返った峰達郎市長は観光振興で実績を上げた点に触れ、「この勢いを止めることなく、唐津をもっと知ってもらえるよう強力タッグでばく進していく」と語った。
会見には、初年度から深く関わる新日プロの棚橋弘至社長と獣神サンダー・ライガーさんも同席。23年12月に社長に就任した棚橋さんは「このコラボで選手の知名度が上がり、感謝している。唐津の事例をきっかけに日本各地の自治体とも連携が増えるかもしれない。3年目も全力で取り組む」と意気込みを示した。
観光ガイド本発行へ
2024年度は新たなMVの制作や、新日プロが全面に出た観光ガイド本発行などに取り組む。ガイド本は棚橋さんが「実際に唐津に来てもらうために必要」と発案したという。ライガーさんは「唐津には素晴らしいものがたくさんある。すごいボリュームのガイド本ができるだろう」と期待を寄せた。
会見の参加申し込みは全国から受け付け、横浜や広島などからもファンが来場し、棚橋さんらのトークを楽しんだ。真壁刀義選手のファンという唐津市内の小学3年女児(8)は「棚橋さんと握手できてうれしかった」とイベント参加を喜んでいた。
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