【佐賀】40回の節目!9月20、21日に「富士町古湯映画祭」

 佐賀市富士町の市立富士公民館「フォレスタふじ」で9月20、21日、第40回富士町古湯映画祭が開かれる。

 映画祭実行委員会事務局によると、映画祭は1984年に始まった。今年は区切りの年の特別企画とし、「富士町古湯映画祭の軌跡~映画祭を振り返る~」がテーマ。実行委は「監督らによるトークショーやゲストが参加するパーティーもあり、映画への思いや撮影秘話などが聞けるのでは」と話している。


2024年の映画祭で開かれたトークショー(提供:富士町古湯映画祭実行委員会)

 初日の20日は、同市内のノリ漁師が家族や友人に励まされながら、独学でリストの難曲「ラ・カンパネラ」をピアノで弾けるようになる姿を描いた映画「ら・かんぱねら」を上映後、鈴木一美監督と漁師の息子役を務めた緒形敦さんとのトークショーがある。いずれも無料。

 ほかに「この街の命に」(緒方明監督)と「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)の上映、トークショーもあり、午後8時前からパーティーが開かれる。21日は荻上直子、二ノ宮隆太郎、石井裕也氏ら各監督の作品上映とトークショーが楽しめる。

 料金は、すべての映画、トークショー、パーティーに参加できるフリーパス券が1万円、パーティー券6000円、映画1本と1回のトークショーに参加できる当日券1500円(前売り券1200円)など。映画祭に関する問い合わせは、19日が実行委事務局(0952-58-2111)。20、21日はフォレスタふじ(0952-58-2882)へ。


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