【佐賀】「海苔しゃぶしゃぶ」忘年会にいかが? 県がPR

 だしにくぐらせたり、具材に巻いたり――。県産ノリの消費拡大につなげようと、県などが「佐賀海苔(のり)しゃぶしゃぶ」のPRに力を入れている。ノリのうまみや香りを楽しめる食べ方で、昨年8月に1店舗で提供が始まってから、今月1日時点で8店舗に拡大。忘年会シーズンで鍋料理を食べる機会が増える中、関係者は「新しいノリの楽しみ方を県内外に発信したい」と意気込んでいる。


県などがPRに力を入れている「佐賀海苔しゃぶしゃぶ」(©新うまい佐賀のりつくり運動推進本部)

具材に巻いて絡めて

 県流通・貿易課によると、佐賀海苔しゃぶしゃぶは、だしを張った鍋で県産ノリをくぐらせたり、肉や野菜を巻いたりするだけでなく、ノリが溶けただしに具材を絡めて食べたり、鍋のしめとして雑炊にしたりと多様な楽しみ方ができるという。

 県職員やノリの加工販売業者らが会食した際、地元のノリ漁師が楽しんでいる食べ方として、持参したノリで業者がしゃぶしゃぶを披露。「新しいグルメになる」とメニュー化が進み、昨年8月に佐賀市の飲食店「なべ家きぶん」が提供を始めた。


「佐賀海苔しゃぶしゃぶ」のロゴマーク(©新うまい佐賀のりつくり運動推進本部)


提供 8店舗に拡大

 お土産やご飯のお供としてのイメージが強く、ノリを主役に据えた料理が少ないことから、県は今年度からPR強化に乗り出した。食べ方などを紹介する専用のウェブサイトを作ったほか、ロゴマークも作成。飲食店だけでなくホテルや温泉旅館にも広がる中、「提供してみたい」と問い合わせもあり、提供店舗は今後も増えていく見込みという。

 県産ノリは赤潮や少雨などの影響で、販売枚数、販売額ともに3季連続で日本一を逃している。同課の担当者は「厳しい状況が続いているが、漁協などと一緒に消費拡大につなげたい。『佐賀に来たらノリのしゃぶしゃぶを食べて』と勧められるような料理になってほしい」と話している。

 提供店舗は、専用ウェブサイトで紹介されている。


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