東峰村復興へ思いを込めて 「小石原焼×明太子」のふるさと納税返礼品が登場!

福岡県東峰村のふるさと納税の返礼品となった明太子(提供:海千)

 福岡県東峰村産の柚子を使用した明太子を村の伝統工芸・小石原焼の器に入れたコラボ商品が、ふるさと納税の返礼品として新たに加わりました。「九州北部豪雨からの復興に支援を」との思いが込められています。


advertisement

贈り物に人気の明太子

 水産物加工・販売会社「海千」(福岡県宗像市)の企画で、今回のコラボが実現しました。海千は「乾熟明太」「明太フランス」などの人気商品を手がけています。

 福岡土産として人気の明太子は、各メーカーが高級感のある陶器に入った商品も取り扱っており、贈答用に一定の需要があるそうです。ただ、有田焼をはじめ福岡県外の器が用いられるケースも多いといいます。


小石原焼の陶器に入った海千の明太子(提供:海千)


advertisement

東峰村が詰まった返礼品

 海千は今回、国指定伝統的工芸品である小石原焼の器を採用。「まるた窯元」(東峰村)の太田剛速さんに依頼し、白と瑠璃の2色を用意しました。特徴である「飛び鉋(かんな)」の模様が施され、蓋も皿として利用できるように工夫されています。


「飛び鉋」の模様があり、蓋も皿として使える

 明太子は、通常より柚子果汁の濃縮度を上げ、「味も見た目も東峰村を感じられる明太子」に仕上げたといいます。一般販売の予定はなく、東峰村のふるさと納税返礼品でしか手に入りません。


一つ一つ手作りされた器


advertisement

復興への願いを込めて

 返礼品には、2017年に一帯を襲った九州北部豪雨からの復興支援の願いが込められています。プロジェクトを担当した海千の大中義則さんは復旧工事がなお続く現地の状況を見て、「復興は道半ばだと実感し、力になりたいと思いました」と話します。

 一方、豪雨で工房や実家が被災した太田さん。「自分たちのことで精いっぱいで、これまで村のために何もできなかった」と悔やんできましたが、今回のコラボの提案を受け、村復興の一助になる器の制作に打ち込みました。


東峰村復興への願いをかたちにした大中さん(左)と太田さん

 東峰村によると、2月上旬からふるさと納税返礼品のラインアップに加わり、「さとふる」などで選ぶことができます。大中さんは「こだわりが詰まった商品になりました。災害からの復興を応援する気持ちでぜひ選んでほしいです」と話しています。

 器は手作りのため、手元に届くまで3か月程度かかるそうです。


advertisement

この記事をシェアする

  • テアトルアカデミー
  • 読売旅行 行くばい!よか旅
  • 読売新聞 購読の申し込み
  • 西部読売育英奨学会 よみいく
  • ささっとーも読める読売新聞オンラインアプリのご紹介