福岡地区水道企業団がなぜ? 節水PR役に昭和特撮ヒーロー起用のわけ

ポスターを企画した福岡地区水道企業団の中川泰夫さん

記事 INDEX

  • 君は「アイアンキング」を知っているか?
  • 特撮マニアの職員が「ワード」でデザイン
  • 水資源は有限なんです

 福岡市や周辺自治体へ水道水を供給している福岡地区水道企業団が、昭和の特撮ヒーロー「アイアンキング」を起用した節水啓発ポスターを作成し、SNSで話題になっています。自他ともに認める特撮ファンの職員が企画し、ポスターのデザインまで手がけたそうです。担当者に狙いを聞きました。

君は「アイアンキング」を知っているか?


アイアンキングを起用したポスター(提供:福岡地区水道企業団)

 アイアンキングは1972年から翌年にかけて放送された特撮テレビ番組。青年・霧島五郎が巨大ヒーロー・アイアンキングに変身し、襲い来る怪獣やロボットと戦いを繰り広げます。アイアンキングのエネルギー源は「水」。作中の霧島は川の水をがぶ飲みしてパワーを補給するするなど、ひょうきんな三枚目キャラクターとして描かれています。

 企業団は8月1〜7日の「水の週間」にあわせて水の大切さをPRしようと、啓発を担うキャラクターにアイアンキングを採用。PRを企画した交流広報係の中川泰夫さんは大の特撮マニアで、「アイアンキングをPRキャラに」と上司に提案。文書作成ソフト「ワード」を使い、全ての敵キャラクターを配置したポスターのラフデザインを自ら作成したそうです。


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水資源は有限「水を大切に」

 ポスターは中川さんが予想していた以上の反響で、ツイッターの投稿には3000件を超える「いいね」(8月3日現在)がついています。中川さんは「企業団のツイッターのフォロワーはふた桁でしたので、これほどの反響は過去にありません。アイアンキングを知ってる人には懐かしく、知らない人には新しい、昭和レトロな雰囲気も好評なようです」と驚きを隠せません。

 「水資源の大切さや有限性を伝えるのがポスター制作の意図です。水の使用量が増える夏場は、節水へのご協力をお願いいたします」と語る中川さん。ポスターは地域の小学校や企業団の構成団体などに配付し、8月2日から掲示されています。


実際に広報用として作ったポケットティッシュ


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