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サンシャイン水族館(東京・池袋)と、高橋書店「ざんねんないきもの事典」シリーズがコラボした「ざんねんないきもの展」が、9月26日まで福岡パルコ(福岡市・天神)で開催中です。「どうしてこうなった?」と首をかしげたくなる"ざんねんなエピソード"を読みながら、不思議な生き物たちを間近で観察することができます。
※福岡県に8月20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されます。外出時には感染防止の徹底を心がけてください。
四つのテーマで紹介
会場では、書籍のテーマに合わせた「ざんねんな体」「ざんねんな生き方」「ざんねんな能力」「ざんねんな名前」の4コーナーで、約20種の生き物を紹介しています。展示用の水槽は大人の腰や胸ほどの高さで、解説文にはすべてふりがなを表示して、小さな子どももじっくり学べるように配慮されています。
こんな生き物がいます
インドネシアやパプアニューギニアの森林、草原などに生息する「アオジタトカゲ」は、青い舌で敵を威嚇するのが特徴です。会場で最初に迎えてくれ、じっと見つめていると、こちらを向いて一瞬だけ青い舌を出しました。あっという間なので、まばたき厳禁です。
「スッポンモドキ」は甲羅につなぎ目がないことから、その名前が付いたそうです。鼻の穴がブタのようでもあり、別名「ブタバナガメ」と呼ばれます。ユニークな見た目からペットとして大量に捕まえられ、絶滅の危機にあるとのこと。「ざんねんな名前」コーナーで観察することができます。
「ボロカサゴ」は、敵に見つからないよう海藻に身を寄せて「擬態」しています。日焼けしたあとのように皮がむけて脱皮しますが、新しい皮膚もボロボロだそうです。「ひょっとこ」のように上向きに突き出した口がかわいらしいです。
"ざんねんさ"を楽しんで
どの生き物もクスっと笑える生態を持っていて、知ることのなかった一面を発見できます。マイナスに映る部分があっても、自然界で一生懸命に生きようとする姿は愛おしく魅力的でした。福岡パルコの担当者は「遠出して旅行や遊びに行けない時期なので『ざんねんないきもの』の生態に触れて楽しんでもらえたら」と話しています。
イベント | ざんねんないきもの展 |
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会期 | 7月31日(土)~9月26日(日) |
時間 | 10:00〜20:00(最終入場は終了30分前) ※時間は変更の可能性があり、公式サイトで事前確認を |
会場 | 福岡パルコ 本館5F パルコファクトリー(福岡市中央区天神2-11-1) |
入場料 | 中学生以上 900円/小学生以下 700円/3歳以下無料 |
公式サイト | 福岡パルコ 公式ページ |