専用ツアーで鉄道の魅力を満喫! JR九州が「小倉工場鉄道ランド」をオープン
記事 INDEX
- 鉄道開業150年を記念
- イラスト原画にミニSL
- 博多駅から専用ツアーで
JR九州は日本での鉄道開業150周年を記念し、小倉総合車両センター(北九州市小倉北区)に「小倉工場鉄道ランド」をオープンしました。入場できるのは、専用の団体ツアー参加者のみですが、豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏のミュージアムなど、鉄道ファンにはたまらないコンテンツがいっぱいです。
イラスト原画にミニSL
施設1階にあるのは、水戸岡氏のイラスト原画を集めた「水戸岡イラストレーションパースミュージアム」。水戸岡氏がデザインしたグッズや鉄道部品を販売する「鉄道ショップKK」も入り、ここでしか買えない貴重なものがそろっているとのことです。
小倉総合車両センターの社員が使用する現役の食堂「つばめ食堂」も利用でき、名物メニューのカレーやうどんをセットにして楽しめます。
2階には、鉄道のデザインについて学べる本や資料がまとめられた「ドーンデザイン研究室」やミニトレインがあります。このほか、体験・見学プログラムとして、小倉総合車両センター構内で「ミニSL」を運行し、センター内の施設や整備途中の車両を見学する特別ツアーも用意しているそうです。
博多駅から専用ツアーで
施設に入るには、専用の団体ツアーへの申し込みが必要です。午前9時頃に博多駅を出発し、西小倉駅を経て施設に到着。見学や昼食を楽しんだ後、同じルートで午後5時半頃に博多に戻ります。
料金は大人8600円、子ども4600円。5月は21、28日、6月は4、18日に各日定員80人で運行予定ですが、すでに満席に。7月以降の日程は未定ですが、予約サイトで受け付けます。
JR九州広報部の担当者は「お子さまや鉄道ファンの皆さまが、JR九州の歴史に触れながら楽しめる場所になっています。ぜひ小倉工場鉄道ランドへ足を運んでください」と呼びかけています。