北九州モノレールで桃鉄をリアルに満喫! 1月28日から初開催

「リアル桃太郎電鉄(北九州モノレール編)」のキービジュアル(画像はいずれも公式ホームページより)

記事 INDEX

  • モノレールは全国初
  • 38のマス目を設定!
  • スリの銀二に会うと

 北九州市で、人気ゲーム「桃太郎電鉄」(桃鉄)と北九州モノレールのコラボによるイベント「リアル桃太郎電鉄~週末のKITAKYUバトル!!~(北九州モノレール編)」が、1月28日~2月11日の土曜・日曜限定で開かれます。ゲームさながらにアプリ内でサイコロを振って駅などを訪ねる企画で、キャラクターとの遭遇なども用意されており、まち歩きとゲームが交差する不思議な感覚が楽しめそうです。

モノレールは全国初

 桃鉄は、プレーヤーが会社の社長となり、各地を列車で巡って物件を購入し、総資産額を競う国民的ゲームシリーズ。1988年に1作目が登場して35年以上、テレビゲーム機やスマートフォンで親しまれています。

 大きな人気を背景に、ゲームとコラボしてまち歩きを楽しんでもらうイベント「リアル桃鉄」も岡山市など各地で開催されてきました。鉄道でのコラボは行われてきましたが、モノレールは今回の北九州が初めてとのことです。


リアル桃太郎鉄道(北九州モノレール編)のイメージ


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38のマス目を設定!

 北九州モノレール編は、桃鉄ファンらを呼び込んで観光振興につなげようと、北九州市の委託を受けた福岡市の会社が主催。市や北九州観光コンベンション協会などでつくる「北九州市国内観光客等誘致促進協議会」が後援します。


参加のルール


 当日、専用アプリ(1月25日公開予定)をダウンロードし、チケット(1200円)を購入すれば、予約なしで参加できます。モノレールの一日乗車券(一般700円、小学生350円)を購入し、小倉駅改札前からゲームスタート。各日8:00~17:00で、所要時間は3~5時間が見込まれます。


 サイコロを振り、出た目に応じてコマを進めていきます。ゲームでは、駅や周辺施設に、38のマス目を設定。企救丘(きくがおか)駅、旦過駅といった必須の目的地や、徒歩で向かうスポットを経て、小倉駅にゴールします。


徒歩で訪ねるスポットも含めて38のマス目を設定

スリの銀二に会うと

 各駅では、5問のご当地クイズ(選択式)が出題され、「1問100万円」など正解数に応じたポイント(単位・万円)がもらえます。

 また、アプリ内でキャラクター「スリの銀二」、「エンジェル」に会うと、ミッションを経てポイントが増減するイベントも。ご当地グルメや文化財などの「物件」を購入すると、終了時の「決算」で所定のポイントが加算されます。

 目的地などへの到着時間なども加味して、ランキングが決定。上位者には豪華賞品が贈られるとのことです。


ランキングの計算方法は公式ホームページで紹介

 自身も小学生の頃から桃鉄で遊んできたという同市観光課の野崎達也係長(41)は、「普段は歩かない場所もゲームのスポットに設定されており、桃鉄ファンはもちろん、そうでない人にもおすすめです。私も体験するのが楽しみ」とアピール。

 「ゲームでは時間も限られますが、北九州モノレールや沿線の魅力に気づいてもらい、改めてゆっくり訪れるきっかけになればうれしい」と期待しています。

 ゲームの詳細は、公式ホームページで紹介しています。


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