「ミリ」の先端に広がる世界 鉛筆をアートにかえる「えんぴつ彫刻家」

直径数ミリの芯を削って作るえんぴつ彫刻

 直径数ミリの鉛筆の芯を細かく彫り刻んだ「鉛筆彫刻」――。鉛筆でアートを描く作家は大勢いるが、鉛筆をアートにかえる作家はどれくらいいるのだろうか。福岡市中央区の「えんぴつ彫刻家」、ひらたそうしさん(37)は、細い芯の先を根気強く削って、かわいらしいカエル、文字や南京錠の造形など多彩な作品を生み出している。

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