鹿児島の朝どれ魚が新幹線で!「超速鮮魚寿司」が福岡に続々

朝に揚がった魚を高速輸送でその日に提供

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  • 甑島のキビナゴが
  • 北海道の海の幸も
  • 福岡で10店ほどに

 空路や陸路で高速輸送した鮮度の高い魚介類の寿司(すし)などを提供する「超速鮮魚寿司」の福岡県内2号店が9月30日、福岡市博多区の博多リバレインモールにオープンします。今春の博多駅地下街店に続く出店で、運営会社は今後も店舗網を積極的に広げる方針です。

甑島のキビナゴが

 超速鮮魚寿司を展開するのは、水産物卸の「羽田市場」(東京)。日本各地の契約漁師らがとった魚介類を羽田空港に空輸し、首都圏の飲食店に即日届けるシステムで成長してきました。


「超速鮮魚」をアピール(博多リバレインモール店で)

 2016年から東京都内を中心に飲食店の運営も始め、九州では2020年11月に宮崎市内に回転寿司店を開設。福岡1号店は今年3月オープンの「超速鮮魚寿司 羽田市場 博多駅地下街店」(48席)で、月商1600万円にのぼる繁盛店となっています。


新店はカウンターとテーブルの29席を用意

 今回の新店も「超速鮮魚寿司」の看板で、博多リバレインモール地下2階に入居。約60平方メートルの店内に29席を設けます。


新幹線などによる高速輸送で、甑島の新鮮なキビナゴなどが店舗に届く


 新店開業に合わせて、JR九州とのタッグが実現し、九州新幹線による輸送を開始。鹿児島県内で水揚げ・加工されたカツオを鹿児島中央駅から、さらに同県の離島・甑島で深夜から早朝にかけてとれたキビナゴを川内駅から積み込み、博多駅地下街店と博多リバレインモール店で即日提供します。


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北海道の海の幸も


赤酢を使ったシャリが特徴

 羽田市場が提供する「江戸前寿司」は、シャリに赤酢を使用しているのが特徴。赤酢の酸味で、魚のうま味を引き立てています。


あてまき 海鮮納豆(税込み385円)

 大手チェーンでは規格外となる素材を活用するなどして、手ごろな価格を実現。握りは一貫88円(税込み)のネタから注文でき、最多価格帯は165~275円、大トロや生ウニは一貫748円となっています。


「新幹線で運んだもちもち生かつお たたき」(右、税込み693円)と握り(1貫165円)

 九州新幹線で運んだカツオとキビナゴは、「もちもち生かつおたたき」や「『朝獲(ど)れ』きびなご刺身」といった商品名で提供します。


「新幹線で運んだ『朝獲れ』きびなご刺身」(手前:ハーフサイズ、1265円)と、握り(1貫165円)

 9月中旬に開かれた報道関係者向け内覧会では、即日輸送されたカツオとキビナゴの寿司なども披露されました。切り身の美しさや素材の甘みが、鮮度を感じさせます。


活ホタテにぎり(右手前、2~3貫で693円)など

 このほか、宮崎や博多駅地下街の店舗でも特に人気という北海道産ホタテを使ったメニューもそろえます。持ち帰りできるいなり寿司「きつねさん」(8個入り、1200円)もオススメとのことです。


京風だしで甘さ控えめなあげと、赤酢のシャリがよく合う「きつねさん」


福岡で10店ほどに


 九州新幹線で輸送する鮮魚の取り扱いは、同社の2店舗のほか、博多を中心に他の飲食店などにも広げていきたい考えです。羽田市場の野本良平社長は「これほど時間に正確な輸送手段はない。1両貸し切れるくらい運びたい」と新幹線に期待しています。


本マグロ3貫(1320円)

 また、福岡は、都内に比べて遅くまでお酒を楽しむ人が多いといい、「非常に有望な市場」とみています。「(福岡の利用客は)舌がめちゃくちゃ肥えていて、新鮮で良い素材だとわかってくれる」と、消費者からの評価に手応えを感じているそうです。


「いい魚を鮮度のよい状態で食べてほしい」とアピールする野本社長

 来年には福岡市中心部に新たに2店ほど出す構えで、店舗網を10店程度に広げたい考えです。野本社長は「出店を加速しながら、いいお魚を鮮度のよい状態で食べてもらえる取り組みを広げていきたい」と話しています。


9月30日オープン

店舗情報



店舗名 超速鮮魚寿司 羽田市場 博多リバレインモール店
所在地 福岡市博多区下川端町3-1
博多リバレインモール 地下2階
営業時間 平日 10:30~14:00、16:00~22:00(L.O.21:30)
土日祝 10:30~22:00(L.O.21:30)
※定休日なし
座席数 カウンター:9席
テーブル:20席
公式サイト 羽田市場



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