平和への思い乗せ… 北九州市の救急車を内戦下のスーダンへ

スーダンに贈られる救急車の前で写真撮影に臨む中学生たち(KDS提供)

 内戦が続くアフリカ北東部スーダンの医療態勢を支援しようと、北九州市から救急車2台が同国政府へ贈られる。北九州青年会議所(JC)が市消防局に働きかけ、現地で医療活動を展開する同市のNPO法人「ロシナンテス」(川原尚行理事長)を通じて実現させた。6月29日に贈呈式が行われた車両は、市内の中学生らが友好の思いを込めて作成したステッカーや横断幕とともに海を渡る。

この記事をシェアする