円形スタジアムで大迫力の対戦 西日本最大級のeスポーツ施設が天神エリアに登場

記事 INDEX

  • プロの対戦を巨大モニターで
  • 初心者から気軽に楽しめる
  • プレーの合間にカフェで一息

 対戦型ゲームの腕を競うeスポーツのスタジアム「esports Challenger’s Park」が、福岡市・天神地区にオープンしました。最新の設備が並ぶ西日本最大級の施設で、初心者からプロを目指す人まで幅広い層が楽しめるスポットです。

プロの対戦を巨大モニターで


オープンイベントで対戦するプロ選手ら

 「天神ロフトビル」の8階にある施設は、延べ床面積が約610平方メートル。受付を入ってすぐに現れるのは円形のスタジアムです。5対5までの対戦が可能で、縦約1.5メートル、横約5メートルの巨大モニターで、大迫力のプレーを体感できます。

 施設は九州電力の子会社「QTnet」(福岡市)が運営しており、超高速・大容量回線によるオンライン中継に対応。QTnet傘下のプロチーム「Sengoku Gaming」の本拠地でもあります。8月22日のオープンイベントでは、プロ選手らによる人気ゲームのエキシビションマッチが開催されました。


ハイスペックのパソコンが並ぶプレイエリア

 「プレイエリア」には、ハイスペックパソコン約20台を設置。円形スタジアムからは離れたスペースにあり、イベント開催時でも自らのプレーに集中できる環境です。


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初心者から気軽に楽しめる


専門の設備を整えた「配信ブース」

 eスポーツで外せないのがオンライン配信。様々なゲームの動画が世界中で流され、多くの人が視聴します。「配信ブース」はカメラやライトなどの専用機器を備え、本格的な配信に対応。スタッフのサポートを受けながら自身のプレーを発信できます。


プレーヤーを育成する「スタディルーム」

 eスポーツに親しんでもらうための試みも行っています。9月4、5日には、親子向けの教室を開催し、約40人が元プロ選手の指導を受けました。プレーヤーの育成用に設計された「スタディルーム」では今後、初心者から中級者向けの授業を開く準備を進めているとのことです。

プレーの合間にカフェで一息


軽食やコーヒーでリラックスできるカフェ

 一瞬の判断と操作で勝敗が決まるeスポーツ。集中力を使い切った後は、施設内のカフェでほっと一息つくことができます。

 軽食からスイーツまでメニューは幅広く、コーヒーは海外ロースターの監修を受けています。おすすめは「SENGOKU DOG」(税込み660円)で、紅しょうがとチーズで「Sengoku Gaming」のロゴをイメージしています。ショップも併設しており、チームのグッズなどを購入できます。


「SENGOKU DOG」(提供:QTnet)

 QTnetの担当者は「コンセプトは『esports together』。ゲームをする人も、見る人も、企業も、みんなでeスポーツを盛り上げていきたいです」と話しています。



施設名 esports Challenger’s Park
所在地 天神ロフトビル8F(福岡市中央区渡辺通4-9-25)
営業時間 11:00~20:00(最終入店・ラストオーダーは19:00)
※新型コロナの感染状況によって変更の可能性あり
料金 入場無料
プレイエリア利用は3時間1000円(9月22日までの特別料金)
公式サイト esports Challenger’s Park


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