市役所から直方のパノラマ 展望スペースが来春完成

2022.09.15

市役所8階からの眺め。(奥から)福智山、彦山川、遠賀川などが見える。中州の河川敷公園でチューリップフェアが開かれる

 福岡県直方市は市役所最上階に、展望スペースを新設する。地上31メートルから福智山や遠賀川などのパノラマを堪能でき、新たな人気スポットになりそうだ。完成は来年3月の予定。

 市役所は、市域を南から北に貫流する遠賀川左岸そばに位置する。展望スペースがつくられるのは8階東側。廊下の空間を活用して設けられている市民ギャラリーの窓側を改装し、カウンターテーブルや16席分の椅子などを配置する。


展望スペースの完成イメージ(直方市提供)

 これにより、正面方向に福智山などを、眼下に遠賀川や彦山川などをとらえることができる。春の風物詩・のおがたチューリップフェアの会場となる遠賀川河川敷公園も一望できる。

 市は「休憩したり懇談したりしながら、直方市ならではの景観を満喫してもらえれば」としており、開庁日の午前8時半~午後5時に開放する予定だ。

 改装費は約440万円。開会中の市議会定例会に提案している今年度一般会計補正予算案に計上している。


advertisement

この記事をシェアする