JR九州の駅タッチ決済、実証実験にJCBも参加 

 JR九州などが福岡市の一部の駅で進めている「タッチ決済」の実証実験で、クレジットカード大手のジェーシービー(JCB)が12月5日、新たに加わった。先行して実施されている「Visa」と同様に、JCBカードを改札機の専用読み取り機にかざせば運賃を支払える。

 JR鹿児島線の博多、吉塚、箱崎、千早、香椎の5駅間を乗り降りする際に利用できる。来年3月まで行う予定で、JCBブランドと「アメリカン・エキスプレス」のカードが対象となる。運賃はカードの登録口座から引き落とされる。

 「Visa」での実証実験は、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ訪日外国人客の回復に向け、JR九州と三井住友カードなどが7月に開始した。JCBは実験への参加を通じてカードの利便性を高めたい考えで、同社が国内の鉄道でタッチ決済を行うのは初めて。


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