出産準備金、北九州市は現金給付へ 2月下旬から

 北九州市は1月11日、政府が創設した出産・子育て応援交付金(出産準備金)を活用した「きたきゅうベビー応援事業」を、2月下旬に始めると発表した。事業では、妊娠届の提出後に妊婦1人当たり5万円、出生届の提出後に子ども1人当たり5万円を現金で給付する。

 対象は、昨年4月1日以降に妊娠、出産した市民。希望者は、各区役所に妊娠届や出生届を提出後、面談を経て郵送される書類に記載されたQRコードをスマートフォンなどで読み取り、専用フォームで振込先の口座番号などを申請する。書類での申請も受け付ける。

 既に出生届などの手続きを終えている対象者については、市が2月中旬以降、QRコードを記載した書類を順次、郵送する。また、市は今後、妊娠8か月を迎えた妊婦にアンケートを実施し、希望者には保健師らによる面談も実施するという。


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