松本零士さん追悼「銀河鉄道999」ヘッドマーク 門司

九州鉄道記念館の機関車

 北九州市ゆかりの漫画家、松本零士さんが2月に85歳で亡くなったことを受け、同市門司区の九州鉄道記念館は3月11日、敷地内に展示している機関車に、松本さんの代表作「銀河鉄道999」の登場人物を描いたヘッドマークを取り付けた。機関車への設置は3月末まで。


「銀河鉄道999」のヘッドマークを取り付けた機関車

 2003年に同館の名誉館長に就任していた松本さんを追悼しようと、同館が直径65センチのヘッドマークを制作。「銀河鉄道999」の文字と共に、登場人物のメーテルと星野鉄郎のイラストなどが描かれている。

4月以降は特設コーナーで

 館内には特設コーナーも設置。名誉館長の制服と帽子、「999号」のモデルとなった機関車「C62」の模型も展示しており、4月以降はヘッドマークも同コーナーで公開する。

 同館副館長の宇都宮照信さんは「記念館のPRに貢献していただいた松本さんをしのんでもらいたい」と話していた。

 入館料は大人300円、中学生以下150円、3歳以下無料。問い合わせは、同館(093-322-1006)へ。


この記事をシェアする