改修「パピオ」で代表選手が練習 4月1日から営業再開

 福岡県と福岡市が補助金を投入するなどして改修が進められている福岡市博多区のスケートリンク「パピオアイスアリーナ」で3月16日、世界フィギュアスケート選手権大会に出場するイタリアやドイツなどの代表選手計7人が練習を行った。同リンクの使用は改修後初めて。一流選手の滑りを見ようと、地元の小中学生ら約20人も訪れた。


改修後のリンクを使って練習する外国人選手たち(手前)

 22~26日にさいたま市で開かれる大会前の練習場所を探していた選手たちに、元五輪代表の安藤美姫さんが同リンクを紹介。選手たちはこの日、ジャンプなどの感覚を確かめながら、華麗な滑りを披露した。19日まで練習する。

 見学した福岡市の中学3年の女子生徒(15)は「演技が指先から足先まで意識していてすごかった」と刺激を受けていた。

 同リンクは老朽化で2021年7月から休館中。県と市が、施設を運営する西部ガスホールディングス(福岡市)に、改修費用の半分の約2億5000万円を補助し、昨年10月から改修が続いている。4月1日から愛称を「オーヴィジョンアイスアリーナ福岡」にして営業を再開する。


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