薩摩焼「沈壽官窯」作陶展 福岡三越で4月17日まで

 薩摩焼宗家の「沈(ちん)壽官(じゅかん)窯」(鹿児島県日置市)の十五代沈壽官さん(63)の作陶展が4月12~17日、福岡市・天神の福岡三越4階、岩田屋三越美術画廊で開かれる。


薩摩籠目蓋透瓔珞文香爐(福岡三越提供)


 沈家は約400年前、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、朝鮮から日本に連れてこられた陶工を始祖とする。温かみのある象牙色のつややかな陶器は白薩摩と呼ばれ、緻密(ちみつ)にデザインされた透かし彫りと気品ある色彩の絵付けが他に類のない作品として珍重されてきた。

 日本橋三越本店の創業350周年を記念した「薩摩籠目蓋透(ふたすかし)瓔珞文(ようらくもん)香爐(こうろ)」(税込み35万円)など、十五代の作品約50点を展示販売する。非売品だが、十四代の作品約10点も展示する。

 14~16日は本人も会場入り。午前10時~午後8時。最終日は午後5時まで。問い合わせは福岡三越(092-724-3111)へ。


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