飯塚「まちゼミ」5月19日から 商店街などで無料37講座

 福岡県飯塚市内の店舗の経営者やスタッフらが専門知識などを市民らに伝授する無料講座「いいづか まちゼミ」が5月19日から、飯塚市の商店街などで始まる。市商店街連合会と飯塚商工会議所の主催。


「まちゼミ」をPRする市商店街連合会のメンバーら

 「まちゼミ」は愛知県岡崎市で2003年に始まったのがきっかけで全国に広がった。

 飯塚市でも13年から開かれ、今回で19回目。東町、本町、吉原町、新飯塚、昭和通の各商店街などの計29店舗が参加し、6月19日までの期間中、あわせて37講座が開かれる。「腰痛改善のためのイス選び」「はじめての証券投資セミナー」「免許返納後の公共交通の上手な使い方」「ミニ四駆教室」「ボタニカルキャンドルホルダー作り」など多種多様だ。

初の試み「プレまちゼミ」

 スタートに先立って5月13日には初めての試みとして、受講に関心を持ってもらおうと「プレまちゼミ」が企画されている。本町商店街の福銀ATM跡広場で午前11時~午後1時、それぞれ10~15分間の約10講座が開かれ、まずは気軽に体験してもらう。

 市商店街連合会「いいづか まちゼミ」委員会の縄田真照委員長は「普段の接客とは違い、プロの知識や技をしっかりとお教えします」と参加を呼びかけている。問い合わせは同連合会(0948-29-2110)へ。


advertisement

この記事をシェアする