溝上酒造と協力
北九州市は5月18日、八幡東区の溝上酒造と協力し、水道水で仕込んだ日本酒「北九州市制60周年記念純米吟醸酒」を開発したと発表した。27日から小倉北区の小倉城にある物販施設「しろテラス」や同酒造などで、1000本限定で販売する。
市制60周年を記念して北九州の魅力発信につなげようと、市が同酒造に提案して実現。小倉南区の道原浄水場でつくられた水道水と、八幡西区の楠橋地区で収穫した酒米「夢一献」を使用し、昨年末から仕込んでいたという。
「クリアでやや辛口」
武内和久市長はこの日の記者会見で「原材料は全て北九州市産で、クリアでやや辛口の日本酒。すっきりとして味わい深く、おいしい」とアピールした。
1本720ミリ・リットル入りで税込み1650円。27日正午~午後3時と28日午前10時~正午、午後1時~3時に、小倉城5階展望スペースで、各日先着500人を対象に試飲会も開催する。