福岡市を拠点に活動するNPO法人「九州プロレス」が8月6日、博多区の福岡国際センターで団体設立15周年記念大会を開く。同法人の理事長でレスラーの筑前りょう太さん(50)らが大会告知のため福岡市役所を訪れ、高島宗一郎市長に意気込みを語った。
同法人は2008年に旗揚げ。「九州ば元気にするバイ!」を理念に、九州各地で観戦無料のプロレス大会を開催したり、所属レスラーが高齢者施設や保育園などへ慰問したりしている。
3400席を無料開放
記念大会には所属レスラーに加え、フリーの鈴木みのる選手、新日本プロレスの本間朋晃選手が参戦し、計5試合を行う予定。当日は約3400席を無料席として開放するという。
5月25日に市役所を訪問した筑前さんは「多くの企業の力添えを頂き、15年やってこられた。九州男児がどれだけ強いか、多くの人に見てもらって元気になってほしい」と力を込めた。高島市長は「地元に信頼される団体になったからこそプロレスの聖地で試合ができると思う」とたたえ、激励した。
無料席の応募は6月30日まで九州プロレスのホームページの専用フォームから受け付ける。問い合わせは同法人(092-400-9938)へ。