「あしたのジョー」の雄姿を版画で 小倉井筒屋で開催中

 ボクシング漫画「あしたのジョー」の連載開始55周年を記念した「あしたのジョー版画展」が5月31日、北九州市小倉北区の小倉井筒屋新館で始まった。同市ゆかりの漫画家で、2月に死去した松本零士さんの作品を含めた「人気アニメセル画展」も同時開催している。


「あしたのジョー」の版画が並ぶ会場

 あしたのジョーは高森朝雄(梶原一騎)さん原作で、漫画家のちばてつやさんが描き、1968年1月1日号の「週刊少年マガジン」で連載が始まった。版画展では、漫画から厳選したシーンの版画「闘魂」「幼い仲間たち」など33点を展示している。

 セル画展では、透明のセルロイドに描かれた松本さんの「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などから40点を紹介。企画担当者は「松本さんゆかりの北九州で、親交が深かったちばさんと松本さんの縁を感じてほしい」と話している。

 6月6日まで。入場無料。問い合わせは小倉井筒屋(093-522-3111)へ。


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