「道の駅うきは」隣にマリオット系ホテル 8月末開業

 米ホテル大手のマリオット・インターナショナルと積水ハウス(大阪市)は、福岡県うきは市浮羽町の「道の駅うきは」隣接地に建設中の宿泊特化型ホテルが8月31日に開業すると発表した。両社は、全国各地の道の駅周辺で旅の拠点となるホテルの整備を進めており、県内には初進出となる。

県内初「フェアフィールド・バイ・マリオット」


道の駅うきは横に開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」

 ホテル名は「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」。鉄骨造り3階建て延べ2100平方メートルで、客室数は51室。レストランを設けない宿泊特化型とすることで、利用者に地域の店で食事や買い物をしてもらい、地域経済の活性化につなげる。

 うきは市は、夏は桃やブドウ、秋は梨や柿、冬から春にかけてはイチゴやリンゴなど果物の栽培が盛ん。道の駅うきはでは、年間を通して旬の果物を販売しており、旅行情報誌「九州じゃらん」の「好きな道の駅総選挙2023」で、九州・山口にある道の駅の中で1位に輝くなど人気を集めている。

 宿泊料は大人2人1室利用で計1万4520円(税込み)からで、時期によって変動する。公式サイトで予約を受け付けている。


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