トライアルカンパニーが新開発した総菜の試食会を開催

 ディスカウントストア「トライアル」を運営するトライアルカンパニー(福岡市)は7月4日、こだわりの「うなぎ飯」、新開発した総菜などの試食会を開きました。

鹿児島産の「うなぎ飯」

 最初に出てきたのは、鹿児島県志布志市で養殖されたウナギをかば焼きにした「うなぎ飯」。養殖にはシラス台地の地下水が用いられ、タレは醤油(しょうゆ)の老舗「フンドーキン醤油」(大分県臼杵市)が3年醸造したものを使用しました。



 肉厚なウナギの身に醤油の香ばしさがマッチし、養殖を手がける「山田水産」(大分県佐伯市)の山田信太郎社長は「独自の方法で育てたウナギを多くの人に楽しんでほしい」と話していました。


 7月30日は土用の丑(うし)の日。トライアルでは21日まで、うな重や握りのセット商品などの注文を店頭とネット予約で受け付けています。

 続いて提供されたのは、サーモンの握りずしです。南米・チリのアンデス山脈の雪解け水が流れる中南部チロエ島で養殖されたサーモン。30時間かけて日本に輸送されますが、凍結することなく温度管理を徹底し、鮮度を保つということです。



こだわりの総菜


 最後に登場したのは、グループ会社の明治屋(福岡市)が手がけた弁当。赤ワインを使用してフレンチソースで煮込んだハンバーグのほか、"食品のミシュランガイド"と呼ばれる「国際味覚審査機構(iTQi)」で最高の三つ星を獲得した熊本・阿蘇産の牛乳『ASO MILK』を使用して作ったカニクリーミーコロッケなど10品目を楽しめました。



 明治屋の大塚長務(おさむ)社長は「職人はどの料理にもこだわりを持ち、おいしさを探求している。安さだけではなく、質の高い食を感じてもらいたい」と話していました。


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