天神に「うまか横丁」11月28日開業 昭和レトロな飲食ゾーン
記事 INDEX
- 「西鉄今泉ビル」2階に
- 6店が営業をスタート
- 来春には焼きそばも!
西日本鉄道(福岡市)は11月28日、福岡市中央区今泉にある「西鉄今泉ビル」内に、7店が集まる飲食ゾーン「うまか横丁」をオープンします。天神ビッグバンの進展で来街者の増加が見込まれる中、気軽に立ち寄れるグルメの店をそろえることで、高まる飲食需要に対応したい考えです。
「西鉄今泉ビル」2階に
西鉄今泉ビルは、ターミナル駅の西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩2分ほどの、天神大牟田線の高架の横に位置。天神エリアの南側にあります。
1階ではかねて、炉端焼きや鉄板焼き、小料理店など8店が営業。天神エリアでの飲食需要の増加を視野に、今回、ネットカフェの閉店後に空いていた2階の約420平方メートルを活用して、うまか横丁を設けることにしました。
コンセプトは「天神に関わる誰もが、昼間から気軽に立ち寄れる『身近な横丁』」。1000円以下のランチメニューを扱うほか、店によってはボトルキープも可能で、飲酒など夜の需要にも応えられるようにしています。
フロア中央付近で7店が営業し、周囲にテーブルやイスを配置して193席を用意。フードコートのように、グループで訪れても、各自が異なる店で注文した品を、同じテーブルで食べることができます。
天神地区には新天町商店街のほか、かつてあった因幡町商店街など、個店が集う独特のにぎわいがありました。西鉄は、そうした昔ながらの風情を受け継ぎたいと、外観や内装に「昭和レトロ」をイメージしたデザインを採用したそうです。
6店が営業をスタート
入居する7店のうち3店は天神エリア初出店で、2店は天神エリアに店を構える事業者が挑む新業態店です。焼きそば店「バソキ屋」を除く6店が、28日に営業を始めます。
■博多くいもんや 益正(ますまさ)
「元祖オムライスカレー」(税込み690円)や「びっくり辛味噌(みそ)焼肉鉄板」(790円)、「おでん大根~ポルチーニ クリームソース~」(290円)などをそろえる。
■come come BURGER(コメコメバーガー)
バンズではなくご飯で具を挟む「ライスバーガー」を多彩にそろえる。「たっぷり納豆えんむすびバーガー」(320円)や「長崎県松浦漁港直送 アジフライえんむすびバーガー」(540円)など。天神初出店。
■満福(まんぷく)れーめん
ビル1階の小料理屋「和酒肴屋(おさかなや) 蔵洲(くらす)」による新業態店。冷麺や海鮮丼、イカ一夜干しなどをラインアップする。
■大明(だいめい)担担麺
担担麺(890円)やワンタン麺(980円)といった麺類のほか、肉まん(390円)や四川麻婆(マーボー)豆腐(580円)なども提供。天神初出店。
■えび蔵(ぞう)
天神ビジネスセンター地下「天神イナチカ」にある店「ISOKAJI」(鮮魚おでん炉端)が挑む、新業態店。エビの天ぷらなどを盛り付けた「えび蔵定食」(1380円)といった定食類や、天ぷら・フライの単品、焼き鳥などをそろえる。
■長浜ナンバーワン
長浜らーめん(750円)や炒飯(チャーハン、600円)、博多餃子(ギョーザ、8個で500円)など。
来春には焼きそばも!
来春のオープンを目指している「バソキ屋」は、焼きそばやヤキソバパン、ギョーザなどを扱う予定です。
担当した西鉄のビル・SC事業部の加賀郁海(いくみ)さんは「ランチやディナー、1次会、2次会など色々な食の需要に応えられる施設。地元の方々に、気軽にふらっと立ち寄っていただき、長く親しんでもらえたらうれしいです」と話しています。
施設概要
施設名 | うまか横丁 |
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所在地 | 福岡市中央区今泉1-12-23 西鉄今泉ビル2階 |
オープン日 | 2024年11月28日(木) |
営業時間 | 11:00~23:30(ラストオーダー23:00) ※年末年始(12月31日~1月3日)は休業予定 |
店舗数 | 7店(バソキ屋は来春開業予定) |
座席数 | 193席(全店舗共用) |
フロア面積 | 423平方メートル |