東峰村内で乗り合いタクシー運行 JR九州のBRTと連携

 福岡県東峰村は8月21日、村内を走る乗り合いタクシーの運行を始めた。JR九州が同28日に日田彦山線の一部で開業するバス高速輸送システム「BRTひこぼしライン」と連携することで、高齢者や観光客らの交通手段を確保する狙いがある。

 10人乗りと7人乗りの2台について、タクシー会社2社に運行を委託。村内外すべての人が利用できるが、乗車、降車は村内に限る。当面は試験運行として無料で、将来的には有料化を検討している。


関係者が拍手する中、東峰村役場宝珠山庁舎前から出発する乗り合いタクシー

 21日は村役場宝珠山庁舎で出発式があり、真田秀樹村長が「広域交通をJRが担い、村内の交通は村が整備するという形で進めてきた。村の足となることを期待します」と述べた。

 予約は平日の午前9時から午後5時に(050ー5538ー2254)へ。土日・祝日を希望する場合は、前もって電話する必要がある。


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