福岡県は、平日の宿泊料金を1泊あたり20%(最大3000円)助成する観光キャンペーン「ふくおか平日おトク旅」を12月1日から始める。対象は福岡、北九州両市以外の宿泊施設。閑散期の旅行需要喚起や都市部に集中する宿泊客の分散につなげる狙いがある。
福岡、北九州市以外の施設を対象に
県によると、8月の県内の日本人宿泊客は延べ約145万人で、コロナ禍前の2019年8月の約9割まで回復した。ただ、宿泊客の6割は両政令市に集中。県の旅行支援も今年10月に終了しており、今回のキャンペーンでてこ入れを図る。
キャンペーンは来年2月16日まで。宿泊施設での現地払いのほか、旅行会社や宿泊予約サイトでの決済でも助成を受けられる。毎週土曜日と年末年始(12月29日~1月3日)、翌日が祝日の1月7日と2月11日のチェックイン分は対象外。詳細は公式サイトで確認できる。