2024年1月7日に行われる北九州市の「二十歳の記念式典」に合わせ、出席者が出演するファッションショー「成人式アートコレクション」が初開催される。同市の成人式で話題の「ど派手」衣装をアートとして発信しようと、同市の貸衣装店「みやび小倉本店」店長の池田雅さん(52)らが企画。ど派手衣装などをまとった約30人を式典会場付近でスカウトし、近くに設けたランウェーを歩いてもらう。
｢みやび｣店長ら企画
設置されたランウェーを歩く池田さん
池田さんは今年9月、米ニューヨークで開かれたファッションショーで自らデザインしたど派手衣装を出展。そこで高評価を得たことから、奇抜な衣装が負の印象で語られることもある同市の成人式のイメージを変えたいと、地域活性化に取り組む団体と協力してショーを計画した。
ショーの会場は式典が開かれる北九州メディアドーム(小倉北区)に近いマンション1階駐車場。同ドーム付近で衣装の芸術性の高さなどを基準に式典出席者に出演を打診し、30人ほど選ぶ。ショーは式典終了後に開始し、関係者や出演者の家族ら約150人が観覧できる。
池田さんは12月19日、現地で設置されたランウェーを確認。「立派な会場でわくわくしている。若者に楽しく歩いてもらい、北九州の成人式を良いイメージで伝えていければ」と語った。
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