福岡市は1月から、過去の水道料金や使用量を確認したり、スマートフォンで料金を支払ったりできる「福岡市水道局アプリ」を無料公開した。
水道使用量や料金はメーター検針時に交付される検針票で確認できるが、アプリ登録後はスマートフォンに通知されるようになり、アプリでは過去2年分の履歴もグラフ形式で見ることができる。このほか、QRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」での料金支払いや、転居時などの使用開始・中止手続き、寒波時の水道管対策の通知などの機能もある。
市水道局営業企画課は、水道利用者の約1割に当たる約9万件の登録を目指している。担当者は「アプリでは、時間にかかわらず水道利用に関する手続きができる」と活用を呼びかけている。