山口県は1月23日、お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇さん(40)(光市出身)に、県の魅力を発信する山口ふるさと大使の委嘱状を交付した。松陰寺さんは「世界の人に魅力を知ってもらいたい」と意気込みを語った。
松陰寺さんは県立光丘高(現・県立光高)を卒業後、フリーターなどを経てお笑い芸人となった。2019年の「M-1グランプリ」で3位に輝き、「誰も傷つけない」芸風で人気を集めている。
県庁で開かれた交付式には、相方のシュウペイさん(36)とともに出席。村岡嗣政知事から委嘱状を受け取った松陰寺さんは「山口にはぶちうまいものがめっちゃあるけぇね」と方言で説明。「県民も気づいていない山口の魅力を地球の真裏にまで広めたい」と力を込めた。