福岡県飯塚市の街をひな人形で彩る「いいづか雛(ひいな)のまつり」が2月3日、市中心部の施設や商店街など12会場で始まる。3月22日までの期間中、きらびやかな衣装をまとった計約8000点のひな人形などが飾られる。
源氏物語の場面を表現
市や飯塚観光協会などでつくる実行委員会が主催し、24回目。主会場となる旧伊藤伝右衛門邸では、約20畳の本座敷に約980点の人形や道具類を使って源氏物語に登場する六条院を再現し、平安貴族の優雅な暮らしなどを表現する。
市歴史資料館では「日本一小さな座敷雛(びな)」と銘打って、高さ1~10センチの人形類を展示。東町商店街や飯塚信用金庫本店、ひよ子本舗吉野堂飯塚店などでも、色鮮やかなひな人形などが登場する。
展示期間などは各会場によって異なる。問い合わせは、飯塚観光協会(0948-22-3511)へ。