キャッシュレス決済が可能に 北九州市の観光施設19か所 

 北九州市は、小倉城や市立美術館本館など市内の観光関連施設19か所で3月1日からキャッシュレス決済を導入した。入館料の支払いや売店での買い物で、クレジットカードや電子マネーが利用できる。

小倉城、市美術館本館など

 対象施設はほかに、小倉北区の松本清張記念館、門司区の関門海峡ミュージアム、戸畑区の旧安川邸、若松区のシャボン玉石けん工場など。


キャッシュレス決済導入を伝えるポスター


 市観光課によると、訪日外国人客や若い世代を中心にキャッシュレス決済の利用が広がっている一方、市内の観光関連施設では導入されていないことを理由に入場を諦めるという声も上がっていた。


 このため、市が施設側に導入を呼びかけ、それに応じた19か所に決済用端末計34台を設置。費用約450万円は市が負担した。

 同課の担当者は「国内外の観光客に気軽に施設を周遊してもらい、市内での滞在時間と消費額を増やしてほしい」としている。


advertisement

この記事をシェアする