北九州市小倉北区の商業施設「リバーウォーク北九州」の商業ゾーンを管理する北九州紫川開発(北九州市)などは、開業以来初の大規模改修を始めると発表した。第1弾は本館の「シネマ棟」で、同棟は来年に改装オープンとなる。
「日常」意識した施設に
同社が運営を委託している不動産管理会社「プライムプレイス」(東京)によると、リバーウォーク北九州は2003年に本館が開業。これまで主に休日利用を想定した施設として営業していたが、幅広い世代が気軽に利用できる「日常」を意識した施設への転換を目指す。
第1弾「シネマ棟」 12店舗は5月閉店
大規模改修では、第1弾として映画館が入る4階を除くシネマ棟の1~3階を大幅に変え、店の区画や通路幅も家族連れや高齢者らが買い物しやすい環境に整える。
現在3階は空いており、1、2階で営業している12店舗は5月19日で閉店(一部は施設内で移転営業)する。
数年後までにシネマ棟以外の改修も行う予定で、同社は「平日でも利用してもらえるよう、毎日の食やエンタメのニーズを満たすようなテナントの構成にしていきたい」としている。