大牟田市の世界遺産をバッグでPR! 登録10周年を前に

 「大牟田市近代化産業遺産を活用したまちづくり協議会」(福岡県)は、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録から2025年で10年になるのを前に、同市の構成資産の一つ、宮原坑をデザインしたトートバッグを作った。市役所職員会館売店や大牟田観光プラザ、市石炭産業科学館などで販売している。


宮原坑のやぐらや石炭運搬車がデザインされたトートバッグ


 同協議会は、同市や観光協会、各校区のまちづくり協議会などでつくる。世界遺産をPRしようと、これまでもTシャツや文房具セットなどの関連グッズを販売してきた。今回は「世界遺産登録10周年」のプレイベントの一環で、買い物や資料を持ち運ぶ際に便利なバッグを作った。

 生地は頑丈な黒のコットン地で、炭鉱のやぐらや石炭を積んだ運搬車などのイラストと、英語で三池炭鉱を意味する「Miike Coal Mines」の文字がデザインされている。縦35.5センチ、横34.5センチで、底幅が10センチあり、A4サイズの書類が楽に入る。税込み950円。

 同協議会事務局の市世界遺産・文化財室は「多くの人に使ってもらい、大牟田の世界遺産への関心が広がってほしい」と期待する。


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