福岡空港国際線ビルにビックカメラやユニクロなど出店へ

 福岡空港の運営会社「福岡国際空港(FIAC)」は、国際線ターミナルビル3階の搭乗待合室の商業エリアを拡充し、新たに家電量販店など13店が12月5日にオープンすると発表した。堅調な訪日客需要の取り込みを図る。

12月に新規13店 訪日客取り込みへ


国際線ターミナルビルの搭乗待合室で拡充される商業エリアのイメージ(提供:FIAC)

 家電量販店「エアビックカメラ」や衣料品の「ユニクロ」、洋菓子店のほか、九州初出店のキャラクター雑貨店などが入る。国際線ターミナルは2022年5月から増改築工事中で、25年3月には保安検査場が拡張され、免税店の売り場面積も拡大していた。

 FIACは「国際線旅客の7~8割を占める訪日客に喜んでもらえる品ぞろえにした」としている。

 福岡空港の24年度の国際線旅客数は前年度比20%増の850万人と過去最高だった。25年度は870万人の利用を見込んでおり、FIACでは今後も食品売り場のオープンなど、国際線ターミナルの店舗拡充を進める計画だ。


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