三池港に「光の航路」が現れる 11月22日まで岸壁を開放

2025.11.17

 世界文化遺産に登録されている福岡県大牟田市の三池港で、夕日が有明海を照らし、「閘門(こうもん)」と呼ばれる水門の間を貫くように海面が輝く「光の航路」が現れています。


一直線に輝く「光の航路」

 市によると、毎年11月と1月にしか見られない現象。日没の方向が北を0度として東回りに247度となる約1週間だけ、海面が一直線に輝きます。港を管理する県の協力を得て、岸壁の一部を見学・撮影スポットとして開放していて、ベストショットを狙おうと大勢の写真愛好家らが訪れています。


「光の航路」を見学する写真愛好家ら

 11月の岸壁の開放は16時15分からで、22日まで。期間中の日没は17時15分頃。近くの三池港展望所からも見ることができる。2026年1月は18~24日(日没は17時45分頃)の予定。問い合わせは市観光おもてなし課(0944-41-2750)へ。


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