広川町・太原のイチョウが見頃に 11月24日まで一般公開

 秋の観光名所として知られる福岡県広川町久泉のイチョウ並木「太原(たいばる)のイチョウ」の一般公開が11月18日に始まった。黄金色に色づいており、今週末に見頃を迎えるという。

見上げれば黄金色


色づき始めた「太原のイチョウ」

 町観光協会などによると、並木は私有地にあり、葉が色づく11月に10日間程度に限定して開放。2024年は5万人が訪れた。

 近年、来場者の増加で地面が踏み固められた影響などで、一部の木の根が傷んだり、腐ったりして葉が付かなくなった。24年10月には倒木の恐れがある6本が伐採された。25年もロープを張って見学用の通路を設け、立ち入りできるエリアを制限する。

 一般公開は24日までの午前9時~午後5時。駐車場は広川球場などで、22~24日はロキテクノ九州事業所からのシャトルバス(往復100円、小学生以下無料)を運行する。

 土地を所有する丸山修二さん(71)は「きれいに色づくイチョウを見て楽しんでほしい」と話している。問い合わせは、町観光協会(0943-32-5555)へ。


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