山陽新幹線「小倉ー博多駅」間に新駅を 直方市に要望書

 山陽新幹線・小倉―博多駅間に新駅を設置しようと、民間の立場で構想を進める「県北部中央域の地域振興・新幹線新駅設置促進協議会」が11月19日、福岡県直方市に調査予算の確保を求める要望書を提出した。新駅設置について「地域全体の活性化を促進する重要な施策」とし、十分な予算確保や事業実施を求めた。

8月に商工団体などで協議会結成

 構想を巡っては、今年3月、直鞍地区の2市2町(直方市、宮若市、鞍手町、小竹町)と宗像市が誘致に向けた準備会を発足させ、8月には商工団体などが同協議会を結成した。直方市は今年度予算に約870万円の調査業務委託料を計上している。

 新年度予算の編成時期に合わせ、同協議会の谷弥寿彦会長(直方商工会議所会頭)らが同日、市役所を訪れ、大塚進弘市長に要望書を手渡した。


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