「荒野に希望の灯をともす」 福岡市で12月12日に上映会

 中村哲医師の半生を追った記録映画「劇場版 荒野に希望の灯をともす」(谷津賢二監督)の上映会が12月12日、福岡市科学館6階のサイエンスホールで開かれる。中村医師の追悼上映として、障害がある人もない人も楽しめる映画を上映する「みらいシネマ福岡」が企画した。



 中村医師はパキスタン北西部・ペシャワルでハンセン病診療を始め、その後に隣国のアフガニスタンで用水路建設に取り組んだ。映画では乾いた大地を再生するまでの活動の過程を追い、中村医師の死後、2022年7月に公開された。23年2月からは、市民による自主上映会も始まり、今年11月までの累計来場者が16万人を突破した。


 上映は午後2時半から。終了後に谷津監督のトークショー(午後4時20分)も予定されている。入場料は一般1000円、高校・大学生800円、小・中学生は500円。問い合わせは、みらいシネマ福岡(092-407-1366)へ。


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