福岡と歩んだホークスの軌跡を映画で 1月19日から全国上映

長編ドキュメンタリー映画「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」。1月19日から上映開始 (C)SoftBank HAWKS

 福岡ソフトバンクホークスは、本拠地・福岡ドーム(福岡PayPayドーム)の開業30周年を記念したドキュメンタリー映画「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」を制作し、1月19日から全国の映画館で上映します。ドームを舞台にした名場面などを作品で振り返れば、2024年シーズンに向けて気分も盛り上がりそうです。

ドーム開業30周年を記念して

 映画は、球団がドームとともに歩んできた30年を試合やインタビューの映像などでたどる内容です。福岡ソフトバンクホークス取締役会長の王貞治氏、元監督の工藤公康氏、OBの松田宣浩氏ら、常勝軍団の立役者となったレジェンドたちの特別インタビューを撮り下ろし、オフィシャルメディア未公開映像も盛り込みました。


映画の一場面 (C)SoftBank HAWKS

 日本初の開閉式屋根を採用した福岡ドームは1993年に完成。ソフトバンクホークスの前身・福岡ダイエーホークスは平和台球場からドームへと本拠地を移転しました。

 南海、ダイエー時代に20年連続Bクラスと低迷した時期もあったホークスですが、95年から王氏が監督として指揮を執り、99年には福岡移転後初めてパ・リーグを制して日本一になりました。その後は毎年のように上位を争い、「九州のホークス」として愛されるように。ソフトバンクによる買収で、2005年に現球団名になりました。


柳田選手の懐かしい映像も (C)SoftBank HAWKS

 チームとともにドームも歩みを進めました。05年に「福岡Yahoo!JAPANドーム」(略称・ヤフードーム)、13年に「福岡ヤフオク!ドーム」(略称・ヤフオクドーム)と名称を変更。20年に福岡PayPayドームとなり、現在に至ります。


チームとともに歩んできたドーム

球団初の長編ドキュメンタリー

 作品は球団初の長編ドキュメンタリー映画で、上映時間は約90分。福岡県出身の俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当し、熊本県出身のロックバンド「WANIMA」が柳田悠岐選手に書き下ろした楽曲「遠くまで」が主題歌です。

「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」予告映像


(ホークス球団YouTubeより)

 「映画を通してホークスの軌跡にふれ、これからもホークスを応援していただけるとうれしいです」と、福岡ソフトバンクホークスの広報担当者。料金は一般2400円、高校生以下1200円。福岡県内では計15か所で上映されます。特設サイトはこちら


映画のポスター (C)SoftBank HAWKS


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