劇団四季「キャッツ」福岡公演の出演者がスマホで確定申告 簡単!便利!をPR

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  • 手軽に「おうち」申告
  • 新機能でより便利に
  • 申告は3月15日まで

 福岡市博多区のキャナルシティ劇場で公演中の劇団四季ミュージカル「キャッツ」の出演者が、スマートフォンを使った所得税の確定申告を体験し、利用をPRしました。新型コロナウイルスの感染対策で各地の申告会場には入場制限があり、福岡国税局は「家でも簡単にできるスマホで申告を」と呼びかけています。

新機能でより便利に

 同劇場で3月3日に開かれたイベントでは、出演者の分部(わけべ)惇平さんが体験。スマホを使って、国税局の専用ページから必要事項を入力し、マイナンバーカードを読み取ったり、今年から可能になったカメラ機能による源泉徴収票の自動読み取りを試したりしました。


 同席した2匹の"ネコ"は確定申告には興味を示さず、自由気ままに会場内を行ったり来たり。国税庁の電子申告・納税システムキャラクター「イータ君」にちょっかいを出したり、分部さんの邪魔をしたり。それでも分部さんはスマホをすいすいと操作し、「とても簡単。これからはスマホで申告したい」と笑顔を見せました。

 昨夏からキャナルシティ劇場で続いているキャッツの公演は4月17日が最後です。分部さんは「いよいよファイナルが近づいてきました。みなさん、自分のお気に入りのキャッツを探しに来て」と公演PRも忘れませんでした。

申告は3月15日まで

 確定申告が必要な人は増えています。福岡国税局によると、管内(福岡、佐賀、長崎県)の昨年の申告者は、前年比2.3%増の120万人と過去最高に。宅配代行サービスやフリーマーケットアプリなどで会社以外から多額の収入がある場合も申告が必要になります。サラリーマンでも副業として20万円以上の収入があれば申告が求められるので注意が必要です。


 確定申告は原則3月15日まで。ルールを知らずに無申告になって、延滞税などが課されることもあります。福岡国税局は「分からなければ相談を」としています。


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