福岡市美術館で「大浮世絵展」が開幕 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳が勢ぞろい

 福岡市美術館(福岡市中央区)で1月28日(火)、「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―」が開幕しました。会期は3月22日(日)まで。人気が高い絵師5人の作品を存分に楽しむことができます。

 ※福岡市美術館は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、2月27日(木)~3月20日(金)は臨時休館となりました。

スター絵師が大集合

 喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳がそれぞれ得意とした分野に焦点を当て、エッセンスを凝縮した今回の展覧会は、浮世絵の入門者から熱心なファンまでが楽しめる内容です。開催は、全国でも東京、愛知、福岡の3会場のみ。福岡会場の初日は開会式と内覧会が行われ、多くの関係者でにぎわいました。


 展示される作品は、国内だけでなく、欧米の美術館や博物館、個人などが所蔵する計325点です。会期中に展示替えを行いながら、常時約160点を紹介します。それぞれの絵師の構図の違い、作品の楽しみ方なども分かりやすく解説しています。


葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」江戸時代/天保2-4年(1831-33)頃、大判錦絵、東京都江戸東京博物館蔵展示期間:2月26日~3月22日


東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」江戸時代/寛政6年(1794)5月、大判錦絵、ボストン美術館蔵 Photograph ©2019 Museum of Fine Arts, Boston展示期間:1月28日~3月22日


歌川国芳「相馬の古内裏」江戸時代/弘化2-3年(1845-46)、大判錦絵3枚続展示期間:2月26日~3月22日


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「まぼろしの春画」も

 福岡会場だけの特別企画「まぼろしの春画 国貞三源氏」も同時開催されています。人気浮世絵師・歌川国貞による春画の傑作『正寫相生源氏(しょううつしあいおいげんじ)』初摺本を公開。艶やかな色使いと、金・銀・青貝などを用いた豪華な仕上げが見どころです。18歳以上が入場できます。


歌川国貞『正寫相生源氏』(部分)福岡市美術館蔵

 浮世絵版画は庶民芸術であり、綺麗な状態で残っているものは多くありません。今回の展示は、その中でも選りすぐりの良品だけを集めており、江戸の民衆を楽しませた浮世絵の素晴らしさを実感することができます。
 機知に富んだ描写で話題を呼んだ絵師たちの超絶技巧を間近で確かめてください。


会場内には記念撮影ができるパネルも


イベント名 大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―
開催日 1月28日(火)~3月22日(日)
月曜休館(2月24日は開館し、翌25日に休館)
開催場所 福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1-6)
開催時間 9:30~17:30(入場は17:00まで)
観覧料(当日) 一般(18歳以上)1500円/高校生(18歳未満)800円/小中学生500円
※「まぼろしの春画 国貞三源氏」のみの観覧は一般300円
公式サイト https://dai-ukiyoe.jp/

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