北九州市立大学「小倉活性化プロジェクト」とのコラボはじめます

記事 INDEX

  • 北九州市立大の「小倉活性化プロジェクト」とは
  • メディアってなんだ
  • 草刈正雄さん、取材オファーするかもしれません

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ささっとーは北九大とコラボします

 福岡ふかぼりメディア ささっとーは、北九州市・小倉の活性化に取り組む北九州市立大学 地域創生学群「小倉活性化プロジェクト」と一緒になって、北九州のまちづくりに取り組みます。「こんな現場を取材したい」「あの人にインタビューをしてみたい」。北九州を元気にする学生発のアイデアを実現させて、まちづくりにつなげます。9月24日、北九州市立大学 北方キャンパスでささっとー編集部の記者がメディアの仕事を解説し、学生は自分たちが実現したい企画案を記者にぶつけました。

 今回のコラボ企画は、ささっとー編集部が北九州市立大学地域創生学群に協力を依頼して実現しました。小倉活性化プロジェクトは、地域創生学群の学生が活動するまちづくり組織で、四つのグループに分かれて活動しています。北九州の名所や名物を紹介する「まちなかコンシェルジュ隊」、小倉の魅力をネットで発信する「kokulike(コクライク)」、東京・原宿表参道発信の清掃プロジェクト「green bird 北九州チーム」、講座や講演を企画する「idea+(アイデアプラス)」。いずれも情報発信には苦労しているそうです。

 今回のコラボでは、ささっとーが小倉活性化プロジェクトの情報発信を手助けし、学生が考えたまちづくり企画を実現させます。学生はささっとーで記事や動画コンテンツをつくり、紹介していきます。

メディアってなんだ!?


学生に説明する山根記者(右)

 9月24日のミーティングには学生22人が参加。ささっとーに記事を書くことになる学生にメディアの仕事を理解してもらおうと、ささっとー編集部の山根秀太記者が「メディアってなんだ」と題し、マスメディアの仕事を紹介しました。ミーティング後半には、学生がコラボ企画で実現させたいまちづくり案を山根記者にぶつけました。



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昨日、どんなメディアに触れましたか?

 「media(メディア)って英単語は、ある単語の複数形です。なんだと思いますか」。冒頭、山根記者が質問しました。答えは「medium(ミディアム)」。「情報を発信する人と受け取る人の中間にいるでしょ」。学生は、なるほどとうなずきます。

 さらに記者は問いかけました。「昨日、どんなメディアに触れましたか」。新聞やテレビ、雑誌・書籍ではなく、多くの学生があげたのはスマートフォンでした。テレビを見なかったという学生もちらほら。Twitter(ツイッター)やYouTube(ユーチューブ)、LINE(ライン)は当たり前。ニュースは「ヤフーニュース」「ラインニュース」「スマートニュース」などから得ているようです。


講義は和やかな雰囲気で進んだ

「フェイクニュース」を見破れる?

 ニュースはどうやってできているのでしょう。山根記者は新聞社を例に、記者が取材・執筆してからニュースとして紙面化されるまで、動画をまじえて解説しました。新聞社では、記者の書いた原稿は「デスク」と呼ばれる編集者、記事を紙面に配置する担当者、誤字などがないかチェックする校閲など、たくさんの「関所」を通って、読者に届きます。「つぶやいた人からフォロワーに情報が直接届くツイッターとは違うよね」。山根記者は言います。


 「どうしたらフェイクニュースにだまされないだろうか」。こんな問いかけに学生からは「複数のニュースを見比べる」「実際に自分の目で見て確かめる」といった意見が出ました。今回のコラボ企画では、学生が記事の執筆も担当します。どうしたら正確な情報を伝えられるのか。学生は真剣に考えます。


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