旦過市場の復興を支援するTシャツ ユニクロ小倉駅前店で10月末まで販売

 大規模火災が起きた北九州市小倉北区の「旦過(たんが)市場」を応援しようと、同区の衣料品店「ユニクロ小倉駅前店」は、市場の公式ロゴ入りTシャツの店頭販売を始めた。売り上げの一部が市場の収益となる。

 同店は北九州を盛り上げようと、火災前から市場を紹介するブースを店内に設置。Tシャツも開店1周年を記念してオンラインで販売していたが、火災後に「市場を支援したい」という購入希望者から問い合わせが殺到したため、10月末までの期間限定で店頭販売を決めたという。



 同店では、店の入り口付近に売り場を設け、火災現場に残されたがれき撤去費用などを募る「クラウドファンディング」について紹介する立て札も設置した。価格は1着2490円(税込み)で、同店の橋本芳明店長は「Tシャツが旦過市場を応援するきっかけとして市民に広がってほしい」と話していた。


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