北九州市は6月1日、市のウェブサイト「防災北九州」を刷新した。梅雨時期を前にレイアウトやデザインを見直し、災害や避難に関する情報をわかりやすく伝えるのが狙いという。
市によると、旧サイトでは「災害情報」「避難情報」など21項目を羅列していた。これを「土砂災害」や「雨量」など7項目に絞り、イラストを交えて見やすくした。
各項目からアクセスできるページのデザインも改良。「避難所」の項目では、開設した避難所の混雑状況などを即時に把握できるほか、「土砂災害」の項目からは、気象庁のサイト「キキクル(危険度分布)」に移動し、土砂災害や水害などの危険性を確認できる。
北橋健治市長は「危険が迫っているということを、できるだけ早くわかりやすく伝えていきたい」としている。