北九州市役所でEVバス試乗会 地元ベンチャーが製造

EVモーターズ・ジャパンが開発したEVバス

 電気自動車(EV)開発のベンチャー企業「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市)は、製造したEVバスの試乗会を北九州市役所で開催した。来年以降に生産を本格化する予定で、市は今後、同社のEVバスを導入することも検討している。

 同社は2019年に設立され、商用EVの開発や販売に取り組んでいる。同社によると、EVバスは全長約7メートルで、定員は29人。繊維強化プラスチック(FRP)製で軽量なため、1回の充電で約230キロの走行が可能という。

 市は、30年度までに温室効果ガスを13年度比で47%以上削減する目標を掲げており、達成に向け、EVバス導入も検討している。

 6月16日に行われた試乗会では、EVバスが市役所周辺を約10分間走行。乗車した北橋健治市長は「石油燃料のにおいがなく、静かだった。非常に快適でよかった」と話していた。


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