「かんぽの宿」から「亀の井ホテル 柳川」に 名前を変えて改装も予定 

「かんぽの宿」から名称変更した「亀の井ホテル 柳川」

 福岡県柳川市を代表する宿泊施設の一つ「かんぽの宿 柳川」が7月1日、「亀の井ホテル 柳川」に衣替えした。

 かんぽの宿は、簡易保険加入者らの福祉施設として運営されてきたが、今春、日本郵政グループが全国32施設を売却。このうち柳川市などの29施設は、米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」傘下のマイステイズ・ホテル・マネジメントが運営を引き継いだ。

 「かんぽの宿 柳川」は1969年12月、同市弥四郎町の掘割沿いにオープンした。敷地面積は約1万1000平方メートル。地上5階、地下1階、40室(定員143人)で、1階に露天風呂、5階に展望風呂などを備える。新名称は大分県別府市の著名ホテルに由来する。

 宿泊料金などはほとんどがこれまでと変わらない。改装を予定しているが、時期や内容は未定。同ホテルは「地元や九州を中心としたお客さんに愛される宿として、サービスの向上に努めたい」としている。


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